2009年10月 : 赤壁・荊州の旅

10月9日:赤壁・荊州の旅初日〜上海、武漢〜


10月9日、子供のころから大好きだった三国志を巡る旅に出ました。
この時はまだ、この旅がこんなに過酷な旅になるとは想像もしていなかった・・・

AM6:00友人のKIYO氏と合流しセントレアへ。
俺は東京に住んでいて、KIYO氏は愛知という事もあり、あまり旅の打ち合わせをしている余裕が無かったので、セントレアに向かう車の中で軽く打ち合わせをする。この時はまだ中国の広さをイメージ出来ていませんでした。


【セントレアへ】

「明日、武漢から赤壁に行った後に時間が許せば、ぐるっと回って荊州まで行って荊州も一緒に観光してしまおうか♪三日目は荊門の方に行って古隆中行こうか!!古隆中は劉備が三顧の礼をもって孔明を迎えに行った場所だよ!!熱いだろ!!で荊門から武漢へ戻ってきたらそのまま電車で合肥まで移動しちゃって、合肥で一泊。最終日の朝に合肥を軽く観光して上海へ戻って帰るってのも良いんじゃない??」

などと、今思えば狂気の沙汰としか思えないめちゃくちゃな計画を立てたりしていました(笑)
ちなみに、この旅は初日のホテルさえも予約せずに旅立ちました。言い訳をすれば、「不確定情報が多すぎて本当に予定の電車があるかわからない」ということになり、予定通り電車があればその電車で武漢へ。無ければ初日に武漢まで行けないから、その時はその時で考えよう♪ってな感じの無謀、無計画な旅が始まりました(^O^)v

セントレアから上海へ。
フライト中に入国カードの記入。KIYO氏が「国籍」の所に間違えて「KIYOSHI」と書いていた(笑)さすが世界のKIYO氏!!(笑)

上海に到着後リニアモーターカー(上海トランスラピッド)に乗り市街地へ。まずは電車があるか確認するために上海駅へ。探してみるとちゃんとあるじゃないですか♪一安心して夕方上海発のチケットを購入♪


【最高時速430kmの上海トランスラピッド】

よし!!それじゃ、小籠包食べに行くぞ!!という事で豫園の南翔饅頭店へ♪南翔饅頭店は前回の上海旅行の際に食べに行ってめっちゃ美味しくてまた行きたいと思っていたお店でした(^-^) のんびり上海の街並みを眺めながら豫園へ。そして私には珍しくあまり迷うことなく目的地の南翔饅頭店へ到着♪お酒に弱い私ではありますが、旅先で飲むお酒は格別ですね♪チンタオビアーで乾杯!!でらうまな小籠包に舌鼓。いや〜旅って良いですね♪


【旅先でのお酒は格別ですね♪】


【でらうまな小籠包】

小籠包を食べ終わった時に気づいたことがあります。そうだ!!ホテル予約せねば!!
本当は電車があるかどうかわかった時点で予約するつもりだったんだけどお腹が空いててすっかり忘れてました(笑)急いでネカフェを探して予約を試みる・・・ ダメでした; ̄ロ ̄)!! 楽天トラベルで予約しようとしたら当日の予約が出来ない!!悩んでる暇もなく電車が出発する時間が刻一刻と近づいてくる・・・ 「よし!!武漢まで行ってから適当にホテルに行き交渉しよう!!」という事で急ぎ上海駅へ。本当にギリギリで発車の10分前にようやく上海駅到着。何とか電車に乗り込みイザ武漢へ!!

上海から武漢までは電車で6時間半。この日のために購入した横山光輝の「赤壁」をじっくり読みながら武漢へ向かいました。。。まぁ、時間が余りまくったのは言うまでもないのですが・・・(笑)


【横山光輝先生の赤壁です】

PM23:00過ぎ武漢到着。電車を出るとすぐに喉に異変が起こりました!!「やばい!!苦しい!!」最近はまったく喘息の発作なんて出なかったのに突然喘息の発作に教われました・・・ 原因は・・・ 「黄砂」。すごいですね!!もう、黄砂だらけ。本気で「この国じゃ生きていけない」って思いました(ToT)


【武漢駅到着!!めっちゃ黄砂が舞ってる】

駅から出て10分、15分歩くと大通りにでました。そこでは客引きがめちゃくちゃすごい!!バイクのおっさんらが「乗ってけ!!」「乗ってけ!!」ってめっちゃうるさい(言葉はわからないから、たぶんそう言っていたと感じました(笑))。何とかバイクのおっちゃん連中をかわし、タクシーに乗る・・・ と思ったら・・・ あれ??違う!!一般車に案内されて荷物とランクに入れろ、早く乗れって感じで、めちゃくちゃ不安を感じました・・・ でも不安を感じながらも「まぁ乗るか」という事で乗り込み「何かあったときのため」にとりあえず終始動画を撮っておきました。結局無事指定したホテルまで到着しようやく一安心♪

このホテルに泊まりたい旨を伝えたらOKでした♪何か本当に長い一日でした。これでやっと人心地が付けた瞬間でした♪


【五ツ星ホテルです♪(1泊3,000円ぐらいですが(笑))】

ただ、この旅、初日に心が折れそうになりました。やっぱり喘息の発作のため夜が辛かった・・・ 薬を持っていって本当に良かったのですが、本当にしんどくてKIYO氏に「明日上海に戻らない?」って言いたい気持ちが喉元まで来ていました(笑)まぁ、そんなこんなで長い長い一日が過ぎていくのでした。

10月10日:赤壁・荊州の旅2日目〜武漢、赤壁〜


10月10日、朝6:30に起きて準備して、7:00に朝食食べて、8:00にはホテルを出ようと決めていたのですが・・・ 起きたのは7:30!!俺もKIYO氏も初日の疲れに負けて起きれませんでした(>_<) 結局急いで準備して朝食食べずにホテルからタクシーで武昌駅へ・・・向かってるはずだったのに・・・降ろされた場所はバスステーション。あれ??と思いつつも受付で「アイウォンツツーゴーチービー(赤壁はチービーと発音するみたいです)」と言ったら。「???」・・・通じません(ToT) そこで筆談することがあるだろうと思い持ってきていたノートを出し筆談を始める。やっぱり漢字はちょっとは通じますね♪でも、結局このバスステーションからは赤壁行きのバスは出ていないみたいで、武昌駅へ行けと言われてしまった・・・ 俺だって武昌駅に行きたいわ!!(笑)

バスステーション出て、武昌駅行きのバスを探す。・・・まったくわからん。困っていると一人の青年が親切にも武昌駅行きのバスを探してくれた。紆余曲折ありながらようやくバスに乗り込み走ること20分、ようやく武昌駅に着きました♪ってかもうAM10:00過ぎ。計画押しまくり!!(笑)


【ようやく武昌駅到着!!】

バスに乗り込みイザ赤壁へ!!快適なバスの旅・・・ のはずが、隣に乗っていた兄ちゃんがめちゃくちゃ頻繁に「ッチ」、「ッチ」って舌打ちしてる(>_<) 何か気まずい・・・ 想像もしていなかったところからの精神的な攻撃を加えられつつも赤壁駅に到着。ただ、この赤壁甘く見てはいけません!!ここは行程の2/3でしかありません!!ここからタクシーに乗って赤壁古戦場跡地へ。タクシーを走らせること1時間、ようやく目的地到着。


【ついに着いたぜ!!赤壁古戦場!!】

到着すると興奮は一気にMAX!!もう、城壁と「三國赤壁」と言う石碑だけで感動の嵐♪♪門をくぐり進んでいくと「鳳雛庵(ほうすうあん)」が見えてきました。鳳雛とは龐統士元(ほうとうしげん)のこと。「伏竜(孔明)か鳳雛(龐統)のどちらかを手にした者は天下を統一できる」と言われた程の名軍師です。その鳳雛庵にて「私も知略・遠謀に長けた名軍師になれますように」とお参りしてきました♪


【石碑だけでも大興奮!!】

【鳳雛庵】

その先を進むと数々の三国志に縁のあるスポットが現れます。レッドクリフの影響のあるのか、もともとなのかわからないのですが、テーマパークみたいで見所がたくさんあります♪

そしてついに周瑜の像発見!!すごいですね!!なんていうか・・・この中途半端加減が(笑)その周瑜像の奥にある階段を下ると・・・

あった!!

「赤壁」だ!!

込み上げてくる興奮と感動!!

子供の頃から何度と無く読み返してきた横山光輝三国志、その三国志随一の激戦がおこなわれたこの赤壁の地に来るとは・・・ この感覚はイタリアでコロッセオに行ったときと同じ・・・ 自分の世界がまた一つ広がった気がします♪

その後も


【孔明のポーズをマネしてみる俺】

【孫権の像発見!!】


【勝手に桃園の誓いに参加する俺】

ってな感じで赤壁を満喫♪

赤壁を満喫していざ帰ろうとしたら、バス停無い・・・ タクシーがまったく走ってない・・・ え??あれ??どうしたらいいんだ??一瞬時が止まりました!!少し冷静に考えてKIYO氏と「大通りに出たらバスかタクシーぐらいあるでしょ♪大通りまで行こうか♪」ってな感じで話しながら大通りへ向かいました。・・・ん〜バス停らしいバス停ないし、タクシーなんて見る影も無い・・・ どうしよう??と考えていると中型ぐらいのボロいバスを発見!!どうやら小学生ぐらいの子供を乗せるローカルバスみたいでした。そこでバスを探していて赤壁駅まで行きたいんだと伝える。すると、このバス違うから向こうに行けばあるみたいなことを言われました。当然言葉はわからないから、そんな感じのことを言っているんじゃないかって想像だけど。でも、その人が指差した先に何も見えず「え?え??」って感じしてたら「もういいから乗ってきな」って感じになってそのバスに乗って子供たちと一緒に赤壁市内へ向かいました。


【さすがにこんな道を歩いて帰れません・・・】

ようやく市街地に入ったかなってところで降ろされてしまった・・・ もともと駅に行く予定じゃないから当たり前だよね。でも困りました。位置感覚がまったくわからん!!ここはどこ??駅はどこにあるの??って感じ。とりあえずタクシーを拾って赤壁の駅に行ってくれと伝える。ただ、これが全然伝わんないだよね〜バスとかトレインとかステーションすら通じません・・・ そこでめっちゃくちゃ活躍したアイテムがあります!!それは任天堂DSの旅の指さし会話帳の中国語版。会話もダメ、筆談もダメ、でもDSによるコミュニケーションはOK!!いや〜便利な世の中になりましたね♪って話しが逸れました・・・。そのDSの指差し会話帳を使用し何とか駅まで辿り着けました♪


【赤壁駅、やっぱり中国の駅はどこもめちゃデカイ!!】

電車に乗り武昌駅へ。長い長い赤壁観光はようやくを幕を閉じました。

武昌駅を出てみると盆踊りみたいなことをやっている手段を発見!!何だ!?とよくよく見てみると太極拳でした。中国人は太極拳をするとは聞いていたけど、あんなに多くの人が駅前でやっているとは思いませんでした!!

武昌駅からホテルへタクシーで帰り、ホテル付近でレストランを探す。俺的には「このぐらいのお店だったらまぁいいかな」ってお店は何店かあったんだけど、KIYO氏的には「無しだな」と言う感じだったので、結局ホテルのレストランで食べました。料理は美味しいですね♪地元の名物として鯉料理と麻婆豆腐(メニューに無かったけど聞いたら作ってくれました♪)、チャーハンなどなど、やっぱり中国は美味しいです♪ただ・・・ 一品失敗(>_<) 生野菜を頼んじゃったけど、怖くて食べませんでした。そうそう、もう一つめっちゃ美味しい!!って思ったものがあります。それは「お茶」。中華料理にめっちゃ合いますね〜♪

食事を堪能し終わったしばらく後には寝てました・・・ やっぱり移動疲れしますね。


【今回の旅で最初で最後のレストランでのディナータイム♪】

10月11日:赤壁・荊州の旅3日目〜武漢、荊州〜


10月11日、この日の朝はちゃんと朝食を食べました。前日みたいに寝坊で朝食を食べ損ね、移動&観光のため昼食を食べ損ねるとかなり辛い思いをしないといけないから、朝はちゃんと食べて行くぞ!!ってことでしっかり食べました♪

今日もまた昨日と同じく武昌駅へ。二度目になれば慣れたのもで迷わずに(変な所で降ろされてしまうこともなしに)武昌駅へ行くことが出来ました。そして、荊州行きのバスチケットを購入。到着した時間が悪く9:30発のバスには乗れず、一時間後の10:30発のバスで荊州へ向かうことになりました。

約1時間ぐらい時間が空いてしまったので武昌駅付近を散策。街並みは猥雑とした感じですね。そこで、目を疑うような場面に遭遇しました!!ある赤ちゃんを抱っこしたお母さんが、突然道の隅っこで子供の股を開かせたと思ったら・・・ 子供が道でウンチし始めました・・・・・・・・・・・・・ そういうことですか・・・ 道によっては臭い場所がある理由は。そして赤ちゃんのズボンはお尻が割れていて、お尻が丸見えな理由は。カルチャーショックを受けた瞬間でした。


【武昌駅付近の風景】

気を取り直して、バスに乗り込み荊州へ発進!!

走り出して直ぐに眠くなり寝てしまいました。そして、約1時間後目が覚めて。めちゃくちゃビックリしました!!ほとんど移動していませんでした!!(笑)これを読んでいる人は意味がわからないかもしれないのでもう少し解説します。バスは出発しました、しかし理由はわからないけどその後別のバス停みたいな所に行ったみたいで、その後はずっと人が乗ったり降りたり乗ったり降りたりって感じで全然進んでいませんでした。俺はこの時「本当に荊州に行ってしまっていいのだろうか??本当に今日中に武漢に戻ってくることができるのだろうか??バスを降りるべきか??どうする??」ってめっちゃ自問自答してました(笑)だって、荊州まで片道3時間だよ!!それに帰りのバスが何時まであるのか?何本あるのか?まったくわからない状況でした。「今日中に武漢に帰ってこれない」=「明日の帰国のフライトに間に合わない」ってことになるので。

そんな不安をKIYO氏と話しながらもバスに乗り続けました。1時間ちょっと過ぎたぐらいからバスは本格的に動き出し15:00に荊州到着。速攻で帰りのバスを確認。以外にも1時間おきにバスが出ていることがわかり一安心♪その後、タクシーを拾い荊州古城まで連れて行ってもらいました。

17:00の帰りのバスに乗ろうと決めたので、観光に使える時間は2時間しかない。と言うことでタクシーで荊州古城をぐるっと回ってもうことしました。

まずは東門から荊州古城に入り、そのまま北門へ。


【荊州古城北門】

これが関羽が作ったといわれている荊州古城か〜って三国志の時代に思いを馳せる・・・ すごいですよね。1800年前、この地には関羽がいたんだということ。どんなに時代が流れても物理的空間はそこにあるという事実。これほどまで過去の時代と今の現代の流れ、つながりを感じたのはこの旅が初めてでした。


【荊州古城城郭】

荊州古城の旧北門(ラオペイメン)、新北門(シンペイメン)を見た後に西門(シーメン)、南門(ナンメン)と続き、始めスルーした東門(ドゥンメン)に戻りました。結局、東門が一番デカかったです。ここで少し話の腰を折ります。なぜここでラオペイメンとかシンペイメンとか中国語の発音を記載したかというと、唯一中国にって身に付けた言葉だからです(笑)この荊州観光中はずっとタクシーに乗っていたのですが、タクシーの運ちゃんは英語が出来ず中国語だけなんだけど、いろいろ話しかけてくれて、そこでドゥンメン、ペイメン、シーメン、ナンメンと言う言葉を聞きふと気づきました!!これはトーナンシャーペイのことでは!?って。で、ラオって老酒のラオだよね、ってことはラオペイメンって古い北門ってことだ!!それにシンペイメンって新しい北門ってことだ!!ってな感じでたったそれだけなんだけどわかったことが嬉しくてKIYO氏と盛り上がっていました(笑)


【青龍偃月刀】

東門にはいろんなオブジェがありました。まずは青龍偃月刀発見!!デカイですよ!!俺の二倍ぐらいの大きさ!!これが関羽が使用していた青龍偃月刀なのか〜って驚きました!!その先を進んでいくと・・・ おお!!あれは周倉だ!!山賊上がりなのになぜか水練上手な周倉だ!!(笑)じゃあ、引いている馬は、かの赤馬兎か??ん〜ちょっと小さい気がするが・・・ マンガのイメージが強すぎるかな・・・(笑) ってな感じで興奮しっぱなし♪


【周倉発見!!】

この俺がまさか荊州に来て蜀の旗を掲げる日が来るとは夢にも思いませんでした♪関羽を敬愛する俺的には、ぶっちゃけ赤壁よりも荊州の方が興奮しています!!三国志好きな人が三国志を巡る旅をするのであれば荊州はオススメしたいと思います♪


【荊州古城東門】


【蜀の旗】

17:00の帰りのバスに乗るために観光を2時間弱で切り上げてバス乗り場へ向かうと・・・ ギリギリバスに乗れませんでした(ToT) ってことで1時間待ちぼうけ。

1時間後帰路に着きました。帰りのバスが思いのほか座席が広くて快適なバスでよかったです♪移動中はがんばって寝ていました(笑)でもなかなか時間は過ぎないものです。結局、この荊州日帰り旅行は移動10時間、観光2時間、待ちぼうけ2時間ってな感じの、どんだけ移動に時間がかかるんだ!!って旅でした♪(ホテル8:00出発、22:00到着)

ホテルに戻ったら22:00過ぎてたからレストランは全滅・・・ 結局ルームサービスでした。中国に来て初めて「焼きそばって美味しいんだ!!」って知りました♪オイスターソースがいい味出してます♪このホテルはさすが五ツ星ホテルだけあり料理がめっちゃ美味しい!!たぶん宿泊代よりもご飯代の方が高かったと思う(笑)


【武漢 最後の晩餐】

武漢最後の夜ってことでホテル内のバーで乾杯♪いろんな意味で過酷な旅だったけど満足の行く旅になりました♪


【武漢の夜に乾杯!!】

【同じく、武漢の夜に乾杯!!】

10月12日:赤壁・荊州の旅最終日〜武漢、上海〜


10月12日、今日はひたすら移動が待っている。朝6:00時起床、7:00ホテルを出て武漢駅へ。武漢駅周辺は朝7:30だというのに人でいっぱいでした。


【早朝の武漢駅】

8:00武漢駅発の電車に乗り上海へ。これから6時間半の大移動。KIYO氏と話しても、寝ても、本読んでも6時間半はなかなか過ぎて行きませんね・・・ ただ、車窓から見える景色は中国がこれから伸びてくるだろうと言う可能性をまざまざと見せ付けていました。至る所で道路工事がおこなわれています。10年後の中国が楽しみであり、脅威だと思いました。


【帰りの電車の車窓から】

ようやく上海に着きました!!長かった〜一息つこう・・・ と思ったけど一息ついてたら時間が厳しいな〜ってことでタクシーで竜陽路駅まで行き、リニアモーターカーで空港まで行こうとタクシーに乗り込みました。


【帰ってきました!!上海!!】


【やっぱり武漢と上海では景色が違いますね】

で、竜陽路駅が近づいてくるにつれて「面倒だからタクシーで空港前行こう」ってことでタクシーで空港へ向かいました。そしたら・・・ 何か渋滞してます・・・ 完全に止まってます・・・ 時間は刻一刻と近づいてきていて焦る・・・ 30分ほど待つと車は動き出し「なぜ止まってたの??」って感じでそのまま空港へ。


【空港へ向かう途中・・・ 渋滞してる・・・】

波乱万丈な旅も遂に終わりの時。めちゃくちゃ長く感じながらも短いって感じる三国志を巡る旅でした。


【帰国】

ちなみに、俺は上海からセントレアに着いてから、更に名古屋→東京→家と朝7:00出発して、家に辿り着いたのは翌0:30でした。

長い長い旅もこれで本当に終わりです。

赤壁・荊州の旅 総括


初日に心折れそうになりかけた・・・ たぶん一人旅だったら心が折れていて、2日目に上海に帰ってたかもしれない(笑)やっぱり旅は一緒に行く人がいるといいですね♪いろんなところで助け合い進んでいける。そんなことを強く思った旅でした。

そもそも、この旅の始まりは一本の電話から始まりました。何で電話してたのか思い出せないけど・・・ その時に旅行の話になって「KIYO氏は今年はどこか行くの?」との問いに「ハリーポッターのイギリスか、ロードオブザリングのニュージーランドか、レッドクリフの赤壁に行きたいな〜」と。その時俺は吉川英二の三国志を読み終わった所でした。もう自分の中では三国志がめちゃホットな話題になっていたから「よし、じゃあ赤壁行こう!!」ってかなり思いつきで旅の計画が始まりました(笑)

ただ、今回、今までに経験したことが無いことを何度も経験しました。その最たるものは「中国について調べれば調べるほど行く気が無くなっていく・・・」こと。いろんな本を見て、ネットを見ても心惹かれないって言うか「どうだろう??」って気持ちになる。普通だったら調べれば調べるほど行きたい気持ちが強くなっていくはずなのに・・・ ってな感じで行く前から実は一度気持ちが折れかけました(笑)

この旅は本当に移動、移動、移動、移動、移動、移動のオンパレードでした。後々観光時間を計算したら7時間程度しか観光していない、3泊4日なのに!!それ以外の時間はほとんど移動&睡眠。食事もろくに取れなかった・・・ 観光の次に食を楽しみにしているのに、10食中6食しか食べれませんでした(ToT) 移動のために食事を削ずらざるを得なかったからしょうがないんだけど・・・

この旅を振り返ってみて思うことは「中国大陸を甘く見ていた」ってこと。そんな中国大陸を駆け巡って覇権を争っていた三国志の英雄たちってすごいな!!って思う。もし次に三国志を巡る旅をするのであれば今度は「成都」に行きたいと思いました。

黄砂にはかなりうんざりしているので行く日が来るのかは不明ですが・・・

まぁ、いろんな意味で鍛えられた、俺の中では一番過酷な旅でした♪

でも、やっぱ旅っていいですよね♪

みなさんも旅を楽しんでください♪